#38 「何人か」や「何枚」などのばくぜんとした数の表現『不定代名詞』
「私は何枚か写真をもっている」
「私はあの子たちの何人か知ってるよ」
という時の何枚や何人といった表現を「不定代名詞(ふていだいめいし)」といいます。
① I have some pictures.(私は何枚か写真を持っています)
② I know some of those boys.(私はあの男の子たちのうち何人か知っています)
英語のsomeは不定代名詞の一つです。someは決まった数ではなく、ばくぜんとした数や量の時に使います。
someと同じ意味でanyがあります。
ではなんで同じ意味のものが二つあるかというと『肯定文』と『否定文、疑問文』で使い分けます。
① I know some of those boys.(私はあの男の子たちの何人かを知っている)
② Do you know any of those boys ?(あなたはあの男の子たちの何人かを知っていますか?)
③ I don't know any of those boys.(私はあの男の子たちの何人か知らない)
②は①を疑問文にしたものです。①の肯定文での何人かはsomeですが、②の疑問文③の否定文の何人かはanyになっています。
つまり英語ではsomeとanyは同じ意味ですが、『肯定文=some』、『否定文、疑問文=any』といういうように使い分けるというルールがあります。
今日はここまで。see you !!
#37 いまさら聞けない『肯定文』ってなに?
英語を勉強しているとよくでてくる言葉に『肯定文(こうていぶん)』というものがあります。
『肯定文』を簡単にいうと『否定(ひてい)しない文』です。
「わたしは○○しない」
と相手にことわる文を『否定文(ひていぶん)』といいますが、
『肯定文』は『否定文』の逆で
「わたしは○○します」
という文のことを『肯定文』といいます。
意外と肯定文を説明しろと言われるとスッとでないものです。
今日はここまで。see you !!
#36 代名詞の主な3種類。
代名詞には主に3つの種類があります。下に「一目でわかる表」をつけましたので、これを見ておぼえましょう。
①人称代名詞(にんしょうだいめいし)
②所有代名詞(しょゆうだいめいし)と再起代名詞(さいきだいめいし)
③指示代名詞(しじだいめいし)
①人称代名詞(人を名前以外で呼ぶときに使う言葉)
主格 ~は ~が |
所有格 ~の |
目的格 ~を ~に |
|
1人称単数(わたし) | I 私は 私が |
my 私の |
me 私を 私に |
2人称単数(あなた) | you あなたは あなたが |
your あなたの |
you あなたを あなたに |
3人称単数(かれ) | he | his | him |
3人称単数(かのじょ) | she | her | her |
3人称単数(それ) | it | its | it |
1人称複数(私たち) | we | our | us |
2人称複数(あなたたち) | you | your | you |
3人称複数 (かれら)(かのじょら) |
they | their | them |
人の名前 |
Tom (名前がトムだった場合) |
Tom's | Tom |
②所有代名詞と再帰代名詞(人称代名詞のなかま)
所有代名詞 ~のもの |
再帰代名詞 ~自身 |
|
1人称単数(わたし) | mine わたしのもの |
myself わたし自身 |
2人称単数(あなた) | yours あなたのもの |
yourself あなた自身 |
3人称単数(かれ) | his | himself |
3人称単数(かのじょ) | hers | herself |
3人称単数(それ) | なし | itself |
1人称複数(私たち) | ours | ourselves |
2人称複数(あなたたち) | yours | yourselves |
3人称複数 (かれら)(かのじょら) |
theirs | themselves |
人の名前 | Tom's (名前がトムだった場合) |
himself=名前が男性の時 herself=名前が女性の時 |
③指示代名詞(物をさすときに使う言葉)
意味 | |
this | これ、こちら |
that | あれ、あちら |
it | それ、そちら |
these | これら |
those | あれら |
they | それら |
今日はここまで。see you !!
#35 よく出てくる『格(かく)』ってなに?
英語の文法を勉強しているとよく出てくる『格(かく)』ってなんでしょう?
主格とか目的格とか、なんかこむずかしいですよね。
英語でいう『格』は簡単に言うと、『名詞の変化』のことです。
とりあえずまずは見てみましょう。
主格 | 所有格 | 目的格 | |
1人称単数 | I | my | me |
意味 | 私は 私が ○○は ○○が |
私の ○○の |
私を 私に ○○を ○○に |
しかし日本語の場合は『私』という文字はそのままで『は、が』⇒『の』⇒『を、に』というふうに『私』の後の文字が変化するごとに意味が変化しています。英語の場合、I⇒ my ⇒ me と名詞という文字が変化するごとに意味が変化しています。
日本語の方がわかりやすいと思いますが、このように『私』というもの自体は変わらずにその後に続く『は』とか『の』とかで意味が変化していくことを『格』といいます。
英語の場合は『は』とか『の』とかがないので、文字自体を変化させて(I⇒ my ⇒ me )意味を変えています。
上の表の○○に『あなた』、『彼』が入っても主格は主格、所有格は所有格です。
#34 そもそも『代名詞』って何!?
英語を勉強しているとよく出てくる『代名詞』(だいめいし)について勉強しましょう。
『代名詞』は簡単に言うと
会話や文章ですでに出てきた言葉をくりかえすときに、代わりに使う言葉のことです。
日本語でも例えば
①「すみません。〇〇〇第二小学校ってどこですか?」
②「それはあの信号を右にいったところです」
③「あれを右ですね」
と言った会話があったとします。
②の『それは』は『〇〇〇第二小学校』のことで、③の『あれは』は『信号』のことです。
このように会話や文章で何回も同じ言葉を使うのがめんどくさい時に、代わりにつかう言葉のことを『代名詞』といいます。
次の#35では英語の主な代名詞の種類を勉強します。
今日はここまで。see you!!
#33 複数の形③ 不可算名詞を数えらるようにする!?
#30で『不可算名詞』を勉強しました。
英語の世界で1つ、2つと数えられないとされている名詞で、(基本的には)複数形のSがつかない名詞のことでしたね。
そんな不可算名詞をSをつけずに数えれるようにする方法を紹介したいと思います。
①Give me a sheet of paper.(私に紙を1枚ください)
②She drank three glasses of milk.(彼女は三はいのミルクを飲んだ)
③He ate two slices of bread.(彼はふた切れのパンを食べた)
④Would you like a cup of orange juice?(オレンジジュースを一杯いかがですか?)
①のpaper(紙)は不可算名詞ですが、a sheet of~を前につけることで『1枚の紙』となります。aの部分にtwo(2),three(3)などの数字を入れると『2枚の』『3枚の』という意味になります。
②のmilkは不可算名詞ですが、a glass of~で『一ぱいの』という意味になります。
③
#32 複数の形②
#31で名詞にSをつけると複数形になることを勉強しました。
今日は
①Sをつける時のルール
②Sをつけずに複数をしめすやり方
について勉強しましょう。
①Sをつける時のルール
●名詞の語尾がch, sh, s, x で終わるものはsではなくesをつけます。
watch(時計)⇒ watches
dish(お皿)⇒ dishes
class(学級)⇒ classes
box(箱)⇒ boxes
例外として(言葉にはよく例外があります)語尾がoで終わるものにもesをつけるものがあります。
potato(じゃがいも)⇒ potatoes
●語尾が『子音字+y』で終わる名詞はyをiに変えてesを付けます。
baby(赤ちゃん)⇒ babies
②Sをつけずに複数をしめすやり方(不規則な変化)
man(男)⇒ men
foot(足)⇒ feet
child(子供)⇒ children
今日はここまで。see you!!