#35 よく出てくる『格(かく)』ってなに?
英語の文法を勉強しているとよく出てくる『格(かく)』ってなんでしょう?
主格とか目的格とか、なんかこむずかしいですよね。
英語でいう『格』は簡単に言うと、『名詞の変化』のことです。
とりあえずまずは見てみましょう。
主格 | 所有格 | 目的格 | |
1人称単数 | I | my | me |
意味 | 私は 私が ○○は ○○が |
私の ○○の |
私を 私に ○○を ○○に |
しかし日本語の場合は『私』という文字はそのままで『は、が』⇒『の』⇒『を、に』というふうに『私』の後の文字が変化するごとに意味が変化しています。英語の場合、I⇒ my ⇒ me と名詞という文字が変化するごとに意味が変化しています。
日本語の方がわかりやすいと思いますが、このように『私』というもの自体は変わらずにその後に続く『は』とか『の』とかで意味が変化していくことを『格』といいます。
英語の場合は『は』とか『の』とかがないので、文字自体を変化させて(I⇒ my ⇒ me )意味を変えています。
上の表の○○に『あなた』、『彼』が入っても主格は主格、所有格は所有格です。